
単純に暗記をしたり、テクニックを使うだけでは看護師国家試験を突破する事は絶対にできません。知識をきちんと理解して、どんな問題にも対応していける応用力を付ける事が本物の実力となってくるのです。確実に知識をより効率よく覚えていく方法を身につけていく事が合格のカギとなってくるのです。
最近の看護師国家試験は回答が公表されるようになってきたことなどから、回答の根拠が曖昧になるような問題がなくなってきていて、基本的で、根拠がはっきりしている問題が多くなってきているようです。パッと見では、前よりも簡単になったのではないかと、思ってしまうのですが、逆に合格の為の基準点が高くなってきてしまっているので、取りこぼす事は許されません。ですので、確実な知識をきちんと身につけておかなければ合格をする事ができないと言う難しさに変わっているのです。
看護師国家試験は、選択肢があって、その中から正解を選ぶ択一式になっています。過去問題集で試験の勉強をやっていると、選択肢のパターンがなんとなく分かってきて、だいたいの正解がわかってくる。と言うテクニックに頼ってきてしまう受験生もいます。しかし、このようなテクニックを中心にするやり方をしていると、その裏をかいてくる問題にたいしては何も分からないと言う事になってしまいます。ですので、パターンを掴んで全部の問題をやってしまおうと言うのは大きな間違いとなるのです。
第96回目からの試験では、確実に知識を使って正解をさせる為に、今まであった四肢択一にプラスして、五肢択一や五肢択二なども増えてきています。ですので、さらに確実に知識を得られるような学習方法が必要になってくると言えるのです。
看護師国家試験に合格できた人は、解剖生理学などの基礎医学のポイントの部分をきちんと理解しています。この部分をしっかりと理解する事が出来ていれば、疾患や治療や看護などお互いに関連する事ができる知識の全てを整理して、理解をする事ができるので効率よく学習をする事ができるのです。逆に根幹となってくる知識があいまいになっていると、すごい量の知識を丸暗記をして頭に詰め込んでいってしまう事になってくるので、とてもじゃないが対応する事ができないのです。
学校で勉強をする時は、科目によて先生が替わるので、科目ごとでの横のつながりと言うのがいまいちわかりにくくなってきてしまいます。ですが、国家試験では、わかりにくくなってしまっている横の関係をしっかりと把握出来ているのかどうかと言う所が重要なカギとなるのです。
例えば、成人看護学でAIDSについて学ぶとします。その時は、解剖生理学では「免疫機能」、微生物学では「日和見感染症」について確認をして、どうして日和見感染が起きてしまうのか、どのような微生物が原因となってしまっているのかと言う所まで関連をつけて理解していく事が必要となるのです。
実習が毎日忙しすぎて看護師国家試験の勉強をする時間がないと焦ったりせずに、実習で習っている事は、国家試験で利用する事が出来ると考えてみるといいでしょう。その為には実習中には以下の様な事をポイントにしてみましょう。
@実習で習っている事と関連している過去問題をやってみる
今、呼吸器病棟で実習をしているのでしたら、呼吸器関連の問題をやってみます。実習で学んだ事と、看護師国家試験のポイントの両方が同時に頭に入ってくるので学習の効果がどんどん上がってきます。
Aアスメントの力を身につけておく
実習で身につける事が出来たアスメントの力は時に状況設定問題で非常に役立ちます。
Bカンファレンスでは自分が受け持っている患者さん以外の情報も手に入れておく
自分が受け持つ事になった患者さんと同じ疾患の問題があれば、それは本番の試験でも自信をもって回答をする事ができると思います。実習期間も限られていますので、1つでも多く自分の引き出しを増やしておく為には、カンファレンスで他の学生の人が受け持った患者さんの事についても積極的に情報を聞いておくようにしておきたいですね。
このように、実習を上手く利用する事ができれば、机の上だけの勉強よりもより効果的に自分に知識として身に付いてきます。ですので、実習期間に試験勉強が出来ないと焦るのではなくて、実習期間は自分の引き出しをさらに増やせる最高の期間だと考えて行ってみましょう。
最近過去に出された問題を繰り返して使用するプール制が採用されていることで、過去問題集を使って勉強をする重要性がどんどん高まってきています。しかし、過去問題集を利用して、ただ単純に回答を覚えていく勉強方法をしていては、類似や発展問題には対応させていく事ができません。なぜこのようになるのかと言う根拠をきちんと理解していないので、応用する事ができないのです。ですので、必ずなぜこのようになるのかと言う答えの根拠をハッキリさせておいて、それぞれの選択肢になぜこれは間違いなのか・どうしてこれが正解なのかを明確にしておく必要があるのです。
又、過去問題集の中には深追いしても意味がない問題もたまに入っています。ですので、それをきちんと見極めて無駄な場所に時間をあまりかけないで勉強をするのも大切な事です。本格的に過去問題集を分析している時間はなかなかないですので、そんな時に便利なのが予備校となるのです。予備校を上手く利用できれば、時間も短縮できますし、その分の時間で他の知識を学習する事も出来ます。